ねるいおり

    そのとき興味のあることをつらつらと。 MMU/マンガ/アニメ/写真/映画/フェス/ジェルネイル/カメラ

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    Category: 日常

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    Community: テーマ-東日本大震災  ジャンル-日記

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    2年前の、きょうのこと。


    震災の翌月に、思うところあってブログを始めました。
    1年前のきょうは、まだ心がそわそわしていた気がします。
    あの日のことを書いておかなければ、と、2年経ったきょう、強く思っています。

    人は忘れる生き物です。忘れるというのは、生きていくための能力のひとつだと私は思います。
    でも、忘れてはいけないこともあります。震災の記憶は、間違いなく、伝えていかねばならないことであり、忘れてはならない体験です。
    私は幸いにも被災はしませんでした。それでも、人生の中で初めて“死”を目前に感じました。

    以下は、関東地方で地震を体験した、一個人の3月11日の記憶です。
    亡くなった方々が安らかに眠られ、被災された方々が健やかに暮らされることを願い、この記事を書きます。


    2011年3月11日。

    私は自宅にいました。
    病気で大学を退学した私は、家で寝てばかりいました。
    父の検査に母が付き添って二人は都内へおり、私は一人、いつものようにごろごろしていました。
    昼過ぎに少し起き上がることができ、パソコンの前に座れたのでネットサーフィンをだらだら。
    その合間にスパイダソリティアで遊んでいた時でした。

    最初に気付いたのは、ディスプレイの揺れだったように思います。
    次に感じた異変は、音でした。
    ごうっというような、まさに地の底から来るような、音。
    地震だ。
    そう思い、ダイニングテーブルの下にもぐりこみました。
    すぐおさまると思った揺れは、長引くばかり。
    それどころか、激しくなるように感じました。
    弱まったかと思えばまた大きな揺れ。
    一瞬の揺れの隙間に、私はすぐ横のピアノへと走りました。
    そこには、祖父の遺骨を分けて頂いた小さな骨壺と、
    悲しくて悲しくてずっと納骨できずにいる、たいせつな犬の遺骨がありました。
    私はそれらを急いで抱きかかえ、ついでに椅子の背にかかったフリースやら何やらをひっつかんで、再びテーブルの下にもぐりました。
    衣服を頭巾代わりに被り、骨壺もくるんで、あとはずっと、テーブルの脚にしがみついていたように思います。

    このとき、「ああ、こうして死とはやってくるのだな」「私は、家で、一人で死ぬのだな」と考えていました。
    間違いなく、人生で一番強く「死」を感じた瞬間がこのときでした。
    そして同時に、自分でもびっくりするくらいに「死にたくない」と思ったのです。

    当時の私は、病気で思うように生活できず、回復の兆しもない生活に倦んでいました。
    それまでもそういう時期はありましたが、大学中退という大きな挫折は、やはり重たいものでした。
    加えて、それまでの暮らしのなか「あの子より先に死んではいけない」と大きな支えになり、
    色々な面で私に力を与えてくれた犬が、病み衰えて死んでしまったということを、
    まだきちんと自分の中で消化できていない時期だったことも、私の心を暗くしていました。
    だから、正直あまり、生きることに執着していない「つもり」だったのです。

    ところが私は「生きたい」「死にたくない」と、そのとき強烈に感じたのです。
    今思い出しても、どういう風にそんな思考に至ったか、全く思い出せません。
    ただただ、生きなければならない、そんな風に思っていました。生物としての本能なのかもしれません。
    人生にうんざりしたつもりでいた私は、その実、結局激しく「生きること」を欲していたのです。
    そんな当たり前のことを、私はそのとき思い知らされたのです。


    ようやく揺れが収まったかなと思えたとき、リモコンを取りにコタツへ走り、テレビの向きを変えてから、
    またテーブルの下に戻りました。
    急いでNHKへチャンネルを合わせると、やはり大きな地震だったことがわかりました。
    都内にいる、両親の安否が気になりました。
    それから、水道・電気といったことが気になり、はたと気が付きました。
    薬です。

    私は薬を毎日飲んでいます。
    薬がなければ死んでしまう、ということはありません。
    しかし、薬で症状を軽減できなければ、怪我をしたり事故に遭ったりしてしまう可能性は上がります。
    特にこういった非常時、身軽に避難したりするためには薬は不可欠です。
    そしてそれを飲むために、水もまたなくてはならないものです。

    ですから、大きな揺れが落ち着いた後、余震の中まずしたことは、ある程度の水をくみ置くことと、家じゅうの薬をひとまとめにすることでした。
    遺骨はずっと、テーブルの下に移動したままでした。
    またいつ激しい揺れが来るかわからない、そんな思いでした。
    ふとテレビを見ると、特に揺れが大きかったという東北地方が中継で映されていました。
    画面の右下には、黄色と赤の線で縁取られた日本地図がずっと鎮座しています。
    東北か。荒吐の会場は無事だろうか。
    このときはまだのんきに、そんなことを思ったりしていました。

    そんな中、両親と連絡が取れ、無事が確認できました。
    電話もメールもなかなかつながらず、父は特にやきもきしていたようでした。
    このことをきっかけに、我が家では比較的最後までつながったツイッターで非常時の連絡が取れるよう、
    家族用アカウントを作りました。
    今でも月に一度、両親がやり方を忘れないようにツイッターの日を設け、つぶやいてもらっています。
    毎月、11日です。
    父は翌日単身赴任先へ戻りましたが、当日帰る予定だった母は結局病院で一泊させてもらい、
    帰宅したのは翌日の昼過ぎでした。
    母が現状を把握し、帰れないと決定するまでには少し時間がありましたが、
    自宅にいて情報を多く得られた私は、早い段階から、その日と翌日をひとりで過ごすことを覚悟していました。

    家の中は、ところどころひどく荒れていました。
    食器棚は無事でも、飾り棚の皿が割れていたり。書斎の額縁はすとんと落ちていました。
    壁に立てかける構造のCDラックはきれいにひっくり返ってしまい、何枚かのCDケースが割れていました。
    でも、それだけでした。それだけで、済んでいました。
    あんなに恐ろしかったのに、と、意外なような気もしました。
    私の地域の揺れは震度6弱だったことを市内放送で知り、改めて恐ろしい気持ちになりました。

    非常時用に荷物をまとめながらテレビを見ると、信じられない光景が映し出されていました。
    津波です。
    逃げ惑う車が飲まれる様子を直視できませんでした。
    それでも情報がないと不安で、テレビは消せませんでした。
    寝るときまで、ずっと。
    でも、ひとりきりだったせいか、あまり恐怖は感じていませんでした。
    翌日母と会ってから、一気に色々な気持ちに襲われましたが、このときはまだ緊張のあまりぴしゃっとしていたのだと思います。

    そんな風にして、私の3月11日は過ぎていきました。




    こうしてあの日の記憶を書き出してみたはいいものの、結ぶ言葉が見つかりません。
    ただ、忘れてはいけないという一心で書きました。

    犠牲になられた方々の無念を思い、哀悼の意を表します。
    そして、未だ終わらぬ震災被害・原発被害を忘れず生きること、
    2013年3月11日、改めて決意します。




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